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07月20日(日)

身構え。 

さて、またまたサンアントニオにやってきてます。
ホテルや球場、ファンの質などから、
個人的に好きな遠征地ではありませんが、
これが今シーズン最後のサンアントニオ遠征です。

さて、昨日の試合のことです。
三塁後方のファールエリアにあがったフライを追った
ショートストップの選手が壁に激突しました。
ほぼ全力疾走のスピードで。
同選手は両膝と顔面を強打。

フェンスはやわらかいマットで覆われてるものの、
選手の膝はその下の隙間のコンクリート部分に激突。
試合からは退いたものの、無事でなによりでした。
膝蓋骨(いわゆる膝の皿)の粉砕骨折もありえるケース。
ケースによっては野球は最も危ないスポーツになりえる。

上記のケースの場合、打撃音から事故まで、
およそ5、6秒、長いときで7秒はあります。
つまりトレーナーとしても準備ができるわけです。
たとえ見てなくても打撃音を聞いた後で間に合う。

でもピッチャーライナーなどの場合、
160キロ以上、メジャーでは180キロ以上になります。
つまりバットとボールが当たってから、
0.2~0.3秒でピッチャーに当たる計算。
音の伝わるスピードとベンチまでの距離を考えれば、
打撃音が聞こえるとほぼ同時ぐらいに
ボールはすでにピッチャーに当たることになりますね。
当然、トレーナーとしては、
見てなくてはとても間に合わないタイミングとなります。

石ころのように硬い野球ボールが、
180キロのスピードで顔面や頭部に当たったら、
どれほどの大事故になるかは想像に難しくないでしょう。

にも関わらず、それを分かってないトレーナーが多い。
うちのトレーナーもその一人。
アメフトなどの激しいコンタクトスポーツと違って、
野球の場合は油断しがちである。
1シーズンに1度起こるか起こらないかのケース。
それでもアスレチックトレーナーというのは、
first responderとして常に気を張ってる必要がある
と個人的には思っている。

俺は選手と何か話していても、ベンチで遊んでいても、
ヒマワリの種を食べてても、水飲んでても、
中で選手のストレッチなどをする場合を除いて、
試合中おおよそ300回はあるプレーを、
見逃すことのないように心がけている。

予防と処置。
個人的には、アスレチックトレーナーという職業で、
最も大事なことはこの2つだと思っている。
怪我を起こさないという努力は前提で、
予防できない怪我が起きた場合の処置を、
しっかり出来るアスレチックトレーナーになりたいし、
そういう人材がもっと普及して欲しい。
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