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06月21日(土)

適者生存。 

現在のチームはダブルAと言って、
メジャーから2つ下の、いわゆる3軍に当たるレベルだ。
7軍まである中の3軍だから上の方だと言っていいだろう。

この仕事を取るときに、面接でどのレベルでやりたいかと聞かれ、
昨年のShort-season A (6軍)より上を見てみたいですと言い、
自分を高く買ってくれて今のダブルAに就かせてもらったのだけど、
ここに何度も書いてる通り、このレベルでがっかりすることが多い。

メジャーまであと少しというところにいながら、
そこに行くまでの努力を遂行しないといった具合だ。

運よく4年前にメジャーリーグでインターンをすることができて、
メジャーリーガーたちの様子を見ることができた。

今のチームの選手たちはメジャーの試合を観戦する以外には、
メジャーの選手の日ごろをみる機会はほとんどなくここまで来ている。
要するに、そのレベルをまだ分かってないのだ。
たった2つのレベルしか違わないというのに、
彼らにとってはまだ夢物語なのかもしれない。
もしくは時間が経てばそのうち行ける世界だとでも思っているのだろうか。
1年で一レベル自動昇格?そんな甘い世界ではない。

以前、元エンジェルス、マリナーズの長谷川滋利投手の、
「適者生存」という本を読んだ。

その本はどうしたらメジャーに行けるかというよりは、
どうしたらそこで生き延びられるかを書いた本である。
正直な話、メジャーに辿り着くよりも、
そこにい続けるほうがはるかに厳しいのだ。
翻訳して、英語版を出してこっちの選手にも読んで欲しいぐらいだ。

今これを書いている間にも昨日の先発投手が、
肩と腕をマッサージしてほしいと訪ねてきた。
メジャーではベテラン選手が優先的にトリートメントを受け、
ルーキーや若手がマッサージなどを受けるというのは
暗黙のご法度だという風習がある。
つまりはここで甘やかして何もかも選手の要望に答えるのが、
必ずしもいいことではないというわけだ。
メジャーに行ったときにそこでどうするのか。
それをそこに行くまでに学んで欲しい。

それを教育する段階がマイナーリーグなのだろうけども、
ダブルAともなってしまえば、当然鼻も伸びてくる。
さじを投げるわけではないが、
ここのレベルで選手教育を行うというのは少し遅すぎる。
おそらくここまではいわゆる“センス”とか“才能”で来れるレベルだろう。
だが、ここからは少し違う。

なんとかそれを分かってもらおうとしてるのだが、
先に述べたとおり、がっかりすることが多いのは、
選手の野球の技術のレベルではなく、実行力だ。
おそらくメジャーで長くメジャーでやっていけるだろう
と思う選手はここには多くいない。

ま、選手だけが悪いわけじゃないんだけどね。
球団としてもその辺の軸をしっかり持たないといけないだろう。

俺がいたいところはここではない
と思うことが多い今日この頃である。

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